京都・裏寺 メシと酒「百練」

第71回 吉田拓郎、再びの再び編

さあ今夜また日本の一夜に百練の吉田拓郎。

春だったねという歌を昔、吉田拓郎は歌っていました。

「僕を忘れた頃に君を忘れられない そんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて君の時計をとめてみたい ああ僕の時計はあの時のまま」

僕ら吉田拓郎と長い時間過ごしてきました。そのせいか何なのかこの百練の聞いて語る祭の最多登場になってきました。なんだか合うんです。理由もなく何だか合う。 そんなことを吉田拓郎も歌ってきたんだと思います。

昔の歌ではないけど「全部だきしめて」という歌もいい。

「全部だきしめてきみと歩いていこう きみが泣くのならきみの涙まで 全部だきしめてきみと歩いていこう きみが笑うならきみの笑顔まで」

キンキキッズも歌っていたようですがやっぱりブツブツつぶやいているような早口な歌い方の拓郎の歌がいい。今、京都にも春が来て桜が咲いています。 裏寺には桜はないけれど酒の桜はたくさん今夜も咲くでしょう。

「きみがいたから勇気を覚えて知らない場所も目をつぶって走れた きみのためにできることを あれからずっと探してる」

プロ野球も開幕しましたし百練のテレビも壊れたし買い換えました。さあ今夜また日本の一夜に百練の吉田拓郎。ええ歌をざわざわしたとこで聞きましょう。あー、今夜は少しあたたかい。

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