なんだか物語を紡いでいるような曲順です。

今夜は井上陽水の氷の世界といきましょう。

「あかずの踏切」でスタートが渋かったです。そして「はじまり」という歌のあとに名曲「帰れない二人」（人生好きな歌ベスト８）です。そのあとに「ちえちゃん」「氷の世界」と続いて「白い一日」のあとに「自己嫌悪」です。

なんだか物語を紡いでいるような曲順です。

そして「心もよう」で「待ちぼうけ」「桜三月散歩道」「Ｆｕｎ」何だか歌劇です。最終コーナーが出ました「小春おばさん」です。このレコードを初めて聞いた時に一番印象に残った歌はこれでした。「帰れない二人」は大人になってから好きなことに気づきました。

今朝、陶器を作っている幼馴染みの家で仕事をしていてＦＭから聞こえてくる音楽に、「なんか70年から80年頃までに出てきた音楽がなかったらどうなってんにゃろなあ」と私がつぶやくと陶器をさわりながら幼馴染みが大きく頷いて「俺も毎日ラジオを聞いてそう思ってる」と言っていました。

井上陽水の氷の世界というアルバムも私らが中学生だったので70年前半だと思います。

まあそんなことで今宵の裏寺・百練聞いて語る祭は井上陽水。カマンベール。2016/6/9