さあ、ピニャコラーダという物語を紡いでいきましょう。

裏寺の核心である「しのぶ会館」は昭和四十年代前半までは「しのぶ湯」という銭湯だったらしい。

その当時、河原町や新京極、蛸薬師や木屋町で働く人達で賑わっていたらしい。その銭湯のあとに出来たのがしのぶ会館。それから四十年たった。

現在は一階に居酒屋たつみとサンチョ、二階から三階は魅力的な小さい店がひしめいています。その二階にある「バー・ピニャコラーダ」が残念ながら今夜で閉店します。何もない店でしたがいろいろありました。

さあ、ということで今夜のしのぶ会館アネックスである百練の聞いて語る祭は、「バー・ピニャコラーダのＣＤ」です。マスターの選りすぐりのサルサばかりの五月最後の木曜日です。さあ、ピニャコラーダという物語を紡いでいきましょう。カマンベール。2014/5/29