京都・裏寺 メシと酒「百練」

第144回 四度目の井上陽水編

酒が飲みたくなる声や歌や音楽がある。

この百練の聞いて語る祭の毎週のネタは何で決まるのということをよく聞かれます。これは実に様々な要素が複雑に絡み合って決まっていきます。音楽出版社や所属事務所や映画のプロモやコンサートがらみなど残念ながら全くありません。あればミュージシャンのグッズやポスターの一枚ももらえたりするのでしょうが百練にはまったくありません。

約三年間あまり国内外のいろいろな歌手やバンドをやってきて「うーむこれだ」と確信を持てたのは酒が飲める歌や音楽です。この場合は世代によって変わると思うのですがどの世代も飛び越えて酒が飲みたくなる声や歌や音楽があると実感しています。それでいきますと柳ジョージ&レイニーウッドが1位、2位は吉田拓郎、3位はリズム強い系の音頭、4位はボブ・マーリー、5位はフランク・シナトラでした。

そしてそれだけではありません。何月の何週目か、その日は暑いか寒いか雨が降っているのか雪が降っているのか。タラ鍋があるのかコノワタがあるのか、ナマコはどうなった、街にクリスマスや師走の空気があるのか、夏休みの終わりのせつなさか、アーチストが亡くなった日に近いのでとかレコードがあったとかないとかなど、様々な要素が複雑に絡み合ってネタがきまっていっています。おかしなもんです。

そんな今夜は四度目の井上陽水。ワインレッドの心。いっそセレナーデ。背中まで45分です。ロマンチックないい歌だけど百練で鍋や熱燗の湯気が立ち始めたらもう歌はどこかにいってしまいます。さあ、そんな百練聞いて語る祭だけど今夜は四度目の井上陽水。いい汐ダラがぼちぼちおいしくなりました。チリトリに入れてもいけます。カマンベール。

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