第279回 ウディ・アレンと、その音楽編
2015年6月18日(木)18:00より
さあスイートにいきましょう。
実は若い頃からウディ・アレンの映画が好きな女性はチョット苦手でした。たぶんそれなりの理由があるのでしょうが、今日はそれには触れないでウディ・アレンとその音楽の世界の話しをしましょう。
こないだタワーレコードに行くとウディ・アレンの映画で使われてきた音楽というCDがワゴンにありました。そのポップを見て思わず足が止まり手が勝手にパッケージを持っていました。「Music From The Films Of Woody Allen」ジャケットの写真もデザインも粋だしCDを聞くまでもなく足取りが軽やかになる気がしました。
「マンハッタン」や「アニーホール」、「ハンナとその姉妹」や「ミッドナイト・イン・パリ」のあの空気感というか、現実のような幻のようなウディ・アレン独特の世界を支えているのがその背景に使われている音楽。くわしくは知らないけれどハリージェームスやベニーグッドマンの感じの古いジャズやスタンダードのシルキーな雰囲気。思い出せない映画が多いけど楽しい時間が過ごせた映画の世界です。
今宵の裏寺は1930年代や40年代のニューヨークな感じでいきましょう。いやあなんとも素敵なレコードが出たものです。さて今夜の裏寺はどうなるのでしょうか。少し湿っぽい天気もちょうどいい感じです。さあスイートにいきましょう。カマンベール。2015/6/18