京都・裏寺 メシと酒「百練」

第291回 浜口庫之助の歌編

今日は浜口庫之助の歌がどこかへつれてってくれます。

このところ木曜日はいつも雨が降っています。裏寺の地面に雨がしゅんで少し黒くなると街角が艶っぽくなります。街そのものの表情が変わる時もありますが見る者の心持ちによって違う表情に見える時もあります。

今夜は行きがかりじょう浜口庫之助が作った歌を裏寺・百練で流すことになりました。黄色いさくらんぼ、僕は泣いちっち、涙くんさよなら、星のフラメンコ、恍惚のブルース、風が泣いている、夜霧よ今夜も有難う、もう恋なのか、へんな女、空に太陽がある限り、などなど時代を彩ってきた素敵な歌ばかりです。

さあ今夜は強い雨になりそうですがチョット裏寺で湯気にあたりましょう。ペナントレースもあとわずかです。今日は浜口庫之助の歌がどこかへつれてってくれます。カマンベール。

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